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EST. 2006

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ベオウルフ 呪われし勇者 [2007]

Hero

「英雄難過美人関(英雄も美女には勝てない)」という言葉は西洋世界にも当てはまります。『ベオウルフ/呪われし勇者(Beowulf)』は、まさに英雄が誘惑に屈する物語です。

物語の舞台は西暦507年のデンマーク。ベオウルフ(レイ・ウィンストン)は、老いた国王フロースガール(アンソニー・ホプキンス)のために怪物グレンデル(クリスピン・グローヴァー)を殺し、英雄となります。グレンデルは死に際し、彼の復讐を願って、母親である水の魔物(アンジェリーナ・ジョリー)にベオウルフの名を告げます。当然、魔物はベオウルフを許しませんが、ベオウルフが英雄として再び彼女を討ちに来た時、魔物は権力、名声、そして美貌で彼を誘惑します。結局、彼は魔物を殺すどころか、彼女との間に息子をもうけ、自ら王位に就くことになります。数年後、魔物との間に生まれた息子が、ベオウルフを殺すために現れます。

ストーリーは単純な「英雄による怪物退治」であり、愛憎などの要素が加えられているものの、ドラマ性を高めるには至っていません。幸いなことに、本作のCGアニメーションとIMAX 3D効果が緊張感と刺激的な映像体験を提供しており、映画の魅力を増しています。一方で、これはCGアニメーション映画ですが、ロバート・ゼメキス監督は3年前の『ポーラー・エクスプレス』での経験を活かし、パフォーマンス・キャプチャ(実写取り込み)において非常に優れた、生き生きとした映像を作り出しました。アンジェリーナ・ジョリー演じる水の魔物が艶やかで魅力的であることはもちろん、アンフェース役のジョン・マルコヴィッチも非常に素晴らしく、この卑劣な小者という役柄を見事に演じきっています。

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