『EIGHT DAYS A WEEK』は、ビートルズの音楽がいかにエキサイティングであるかを再認識させてくれると同時に、バンドをよく知らない人々にとっても素晴らしい入門編となっています。本作は1957年(主に1962年から1966年)の「ビートルマニア」時代から、1967年の『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のレコーディングまでを網羅しているからです。私にとって感動的だったのは、1969年に行われた彼らの最後の公でのパフォーマンス、いわゆる「ルーフトップ・コンサート」から2曲が含まれている点です。(これは、映画『レット・イット・ビー』のリマスター版の公開が近いという予兆なのでしょうか?)
リマスターされたシェア・スタジアムでのパフォーマンス映像は、私のようにビートルズ解散後に生まれた世代にとって、ビートルズのコンサートがどのようなものであったかを肌で感じる絶好の機会です。彼らが実際にライブで演奏する姿を見るのは、とても新鮮な体験でした。
これは50年前に世界を熱狂させたバンドの話ではありますが、4人の才能ある若者がその驚異的な創造力(クリエイティブ・フォース)をいかにして世界に届けたかを描いた、時代を超えた普遍的な物語なのです。
