ビョークが12年ぶりに香港再訪を果たしました。今回の公演は、ビョークのファンにとって本当に貴重な機会となりました。アイスランドの歌姫は私たちをそれほど待たせることなく、午後8時半ごろにバンドと女性合唱団と共にステージに登場しました。オープニングはVoltaからの楽曲「Earth Intruders」で、その後も同アルバムからシングル3曲を披露。新曲に加え、「Joga」、「All Is Full Of Love」、「Army Of Me」といった数多くの名曲も演奏されました。香港のファンにとっては12年越しの待ちに待ったライブだったため、会場の熱気はもちろん最高潮。クラシックなナンバーが流れるたびに、客席は大興奮に包まれ、歓声を上げて飛び跳ねていました。アンコールでは、2008年の北京オリンピックに合わせて魅惑的な「Oceania」を披露。ラストの「Declare Independence」でこの夜の盛り上がりはピークに達し、キーボード奏者がビョークの登場時の帽子を被って旗を掲げながらステージを走り回り、観客を熱狂させました。
たった一度のコンサートで彼女の素晴らしい作品すべてを届けることはできませんでしたが、ステージの端から端まで動き回る彼女の身体表現と、驚きのストリーマー(紙テープ)の演出に、観客は皆、酔いしれました。ビョークの次回の来港公演が、また12年後にならないことを祈るばかりです。
余談:この夜、女王様は客席に向かって不思議な言葉を何度か発していました。どうやら広東語で「ありがとう(多謝)」と言いたかったようですが、結局、観客が彼女に教えることになりました。彼女は冗談交じりに「まさか、あなたたちはアイスランド語で『ありがとう』が言えるの?」と尋ねてきましたが、その通りです。あなたの同郷であるシガー・ロスが私たちに教えてくれましたから。「Takk(タック)!」とね。
